『モアナと伝説の海2』

解説

壮大で美しい海が広がる南太平洋のポリネシアに
インスパイアされた楽園のような島々を舞台に、
実際に語り継がれている神秘的な伝説を基にした
物語が紡がれる『モアナと伝説の海2』。
体の底から元気が沸き上がるような、
美しくも力強い海の世界へモアナが誘うー
映画館で、心奪われるような
美しく神秘的な南国の海の世界へ旅立とう。

前作でも、その美しい海の映像表現が世界中の人々の心をとらえたが、本作『モアナと伝説の海2』では、よりリアルに心に迫り、美しく眼前に広がる南国の海の世界が、観客を忙しい日常から心を解き放つ非日常の映画体験へと誘いだす。
前作の公開から約7年半が過ぎ、映像の技術は大きく向上し、ディズニー史上最もスケールが大きく美しい“水”の映像表現が実現した。映像技術的にも非常に難しいと言われる、波の表面に浮かぶ“泡”や、水の動きといった繊細な表現を重ねることで、よりリアルで、そして現実以上に美しい海を作りだすことができた。
また、本作で何よりも進化したのが、“冒険のスケール”と“海の表情”だ。進化した映像技術のおかげで、前作以上に様々な海の世界をモアナたちは冒険することができ、また、青い海原だけでなく、夕焼けに染まった美しい海、嵐が轟く荒々しい海など様々な海の表情を実現することができた。より奥深く、スケールの大きい海の世界が、リアルでありながら現実ではありえないほど美しく描かれる―映画館でしか得られない、圧倒的な美しさに息をのむような海の世界への没入体験をぜひ楽しんでほしい。

『モアナと伝説の海2』の海は“本物の海”と見間違うほどに美しいが、その魅力を唯一無二のものにしているのが本作では海もキャラクターのひとりということだ。この神秘的な海は、普通の人にはただの海にしかみえなくても、特別な者にだけ本当の姿を現す。モアナのように選ばれたものの前では、命が宿り、豊かな感情を持ち、意志を持って様々に形を変えるのだ。
モアナの冒険を見守り、サポートする“海”は、本作において欠かせない重要なキャラクターとなっている。命が宿り、モアナの前で様々な表情を見せる海は、まさに海が本来持つ根源的な生命力にあふれており、ただのリアルな海ではない魅力をもたらし、まさに体の奥底から湧き上がるような元気をもらえるような唯一無二の”海“の世界を作りだしている。

本作の海の世界を唯一無二のものとしている、もう一つの要素がその“神秘性”だ。南太平洋の島々で語り継がれる神話を基に作り上げられた世界観は、日本の観客を遠い非日常の世界へと誘いながらも、人間の根源的な部分、“魂”を揺さぶるような切なさや懐かしさをたたえている。南太平洋の島々で長きにわたり語り継がれる神話に登場する神々をモチーフにした登場人物たち、ジンベエザメやエイとなって現れる祖先の霊や、自然と共生する海の民、命が宿った海…これらのすべてが『モアナと伝説の海2』のファンタジー世界を唯一無二のものとしており、観客の心の奥底に語り掛けるような美しくも神秘的な海の世界を実現している。

この壮大な美しい海の世界は、
映画館の大スクリーンで体感することで
その魅力を十二分に楽しむことができる!
映画館で、忙しい日常から心を解き放つ、
美しく神秘的な海の世界へ旅立とうー。