ジェシー・アイゼンバーグ キーラン・カルキン

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リアル・ペイン~心の旅~

こ の 旅 の 先 に 、 僕 ら は 未 来 を 見 つ け る

ラ ス ト シ ー ン の 趣 き に 導 か れ る ま ま 、 新 た に ま た 始 ま っ て ゆ く 物 語 が あ る 。

第40回サンダンス映画祭でワールドプレミアを迎え、絶賛の声とともにウォルド・ソルト脚本賞に輝いた『リアル・ペイン〜心の旅〜』。

綴られたその“終点のないツアー”は、観る者の胸に深い余韻を残し、「その先」を想像させる――。

INTRODUCTION

監督、脚本、製作、出演を兼ね、主人公デヴィッドに血を通わせたのは『ソーシャル・ネットワーク』で俳優としてブレイク、さらに満を持しての監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』がワールドワイドに高評価を受けたジェシー・アイゼンバーグ。今回、自らの家族のルーツを題材にして長編監督2作目に挑み、繊細でエモーションナル、かつ確かな演出力に一層磨きがかかった。
そして、W主演で従兄弟のベンジーに扮したのは「メディア王〜華麗なる一族」でゴールデン・グローブ賞とエミー賞どちらも手中に収め、本作でも神がかり的な演技を見せるキーラン・カルキン。

加えてウィル・シャープ、ジェニファー・グレイら新旧注目の共演陣が極上のアンサンブルを披露、前作に引き続きエマ・ストーンがプロデューサーとして名を連ねているのも話題である。
時に軽やかに、時には荘厳に、全編を彩るのはポーランド出身のピアノの詩人、ショパンの名曲の数々。美しい景観が内包する影の歴史、人の笑顔の裏側にある“リアル・ペイン(本当の痛み)”とは……。これはジェシー・アイゼンバーグがどうしても撮らなければならなかった映画。この心のロードムービーはあなたの中できっといつまでも、リフレインを続けるはず!

STORY

かつて兄弟同然に育ち、近年は疎遠となっていた従兄弟同士、デヴィッドとベンジーが数年ぶりに再会した。亡くなった最愛の祖母を偲んで、彼女の故郷ポーランドを旅するためだ。参加した史跡ツアーでの新たなる出会い。旅の先々で揺れ動く感情。正反対の性格ながら互いに求める“境地”は重なり合う、そんな2人がこの旅で得たものとは?

各界からコメントが到着! 各界からコメントが到着!

  • これぞ良作。
    海上に浮かぶ氷山の一角を見せて、海中に広がる裾野を感じさせる。
    確かな手腕を感じました。
    李相日(映画監督)
  • 静かに心に迫る感動。今なお続くホロコーストの痛みを感じるだけではない。誰もが持っているリアルな現代の心の痛み(ペイン)に触れたときの共感と癒し,そして涙…。あのラストシーンを見れば、この映画もう一度見たくなる。
    笠井信輔(アナウンサー)
  • 40歳を越え、大人のように見える私たちにも“人生の痛み”はある。痛くないふりをしながら、涙をこらえ、笑顔を作って生きている全ての人に、この映画を勧めたい。
    赤ペン瀧川(映画プレゼンター)
  • 過去から蓄積した痛みの上に今がある。すぐ隣にある現在進行形の痛みと私たちはどう付き合っていけばいいのだろう。こちらに問いかけるキーラン・カルキンの表情が、言葉が心を動かす。早くも2025年ベスト級の傑作に出合った。
    奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
  • ベンジーは問題を起こしまくるんですが、純粋すぎるんですね。
    真っ白なんです。 人間は鼠色じゃないと生きていけない 。

    僕はお家に帰らんと色んな所でよく座ってます。
    旅を終えて空港で佇むベンジーも、さびしかったんじゃないでしょうか?
    チャンス大城(芸人)
  • 不器用で器用な人が持つ苦しみ。器用で不器用な人が持つ悲しみ。
    他人の痛みに寄り添うことは難しい。
    難しいけど、例えば映画を見て
    感想を語り合ったり、そんなことから始められたらいい。
    でか美ちゃん(タレント)
  • 繊細な感情表現の描写が美しい。彼等の気持ちが痛いほど伝わり
    一緒に旅をしている気分になる。
    正直に生きようとする彼等に共感し、
    時に笑い勇気をもらい、
    この映画が語る多くのことに気付かされハッとする。
    心地良さに寄り添い、そして余韻を残してくれる。
    花梨(モデル/コラージュアーティスト)

※順不同・敬称略