

村外から供花村に自然豊かな環境を求めて移住された田部柰さんご夫妻。仁美さんと心蔵さんおふたりで供花村での子育てに奮闘中です。お話を伺いました。




子育てが大変だというのは、百も承知のはずでした。でも、実際に生まれて育て始めたら、覚悟がまったく足りなかったことを思い知りました。本やネットにはアドバイスがいっぱい載っていますけど、自分の子供に何が最適かは、実践するまでわかりません。子どもとの生活は慣れないことの連続で、夫婦で試行錯誤の毎日です。でも、子供の笑顔はその苦労の全てを忘れさせてくれる素晴らしいものです。


私は村外の出身ですが、供花村育ちの夫の勧めでこの村に来ました。最初は戸惑いもありましたが、豊かな自然が素晴らしく、今までどうでもいいことに、せかせかしていたことが身に染みて分かりました。この村で取れた野菜は美味しいし、また地域の人たちが常に気にかけてくれるので、安心感があります。村の人たちみんなが子育てをサポートしてくれるので感謝の気持ちが絶えません。


子育ては大変ですが、自分一人で抱え込まないことですね。夫婦のコミュニケーションは当然ですが、家族やご近所さん、地域の方との交流はとても大事です。何かあったら全部吐き出すつもりで相談すれば、効果的なアドバイスも得られます。ネット上だと色々な情報が出回って、SNSでの言葉に傷つくこともあります。それよりもリアルな人とのお付き合いを大切にして、先輩ママたちの言葉に耳を傾けることですね。
-
代々続く米農家で村の消防団員としても活躍する人尾桐太さん。2人の子どもを抱えて、ご夫婦で収穫に向かって二人三脚で歩み続ける決意を語っていただきました。代々続く米農家で村の消防団員としても活躍する人尾桐太さん。2人の子供を抱えていたはずなのに、今は夫婦だけで収穫に向かって歩み続ける決意を語っていただきました……。
-
村に住み続けながら、車で1時間半かけて岡山市の職場に通う比嘉透さん。子育てと夫婦の絆と、そして郷土愛についても余すことなくに語っていただきました。村に住み続けながら、車で1時間半かけて岡山市の職場に通う比嘉透さん。子育てと夫婦の悪縁と、そして狂気の郷土愛についても余すことなく語っていただきました……。