生活情報
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供花村 村長
後藤 清

供花村のホームページにお越しいただき、まことにありがとうございます。
私は、後藤家の一員として、多くの村民の皆様のご支持をいただきまして、村政を付託されることになりました後藤清です。
供花村は河に周りを囲まれており、ヤマメやイワナなどが釣れます。
また、大自然の息吹が残る森には野生の熊や猪、鹿などが生息し、最近注目のジビエを味わうことができます。供花村のジビエには代々伝わる独特の味付けがあり、食した方々に好評であります。
人口わずか約300人の山間にある小さな村ですが、村民らは皆明るく、正直者ばかりで、助け合いながら生活し、長寿の村でもあります。
都会のような観光施設はありませんが、この村を訪れた誰もが気分良く過ごしていただけるよう、おもてなしの心を持って村民一同、お待ちしています。
それでは、この村の魅力かつ名所を伝える当ホームページをじっくりお楽しみください。
この場を借りて、後藤家の真実をお話させていただきます。
私は、後藤家には婿養子として入った身であり、後藤家の当主になる資格はありませんでした。それゆえ、家の重要な話し合いの場に、私は排除されてきたのです。後藤家はすべて先代当主・後藤銀の支配の下にあり、銀が言うことは絶対。どんな不当なものであっても逆らうことはできません。私の妻の後藤藍も、そのためにとてもひどい仕打ちを受けて参りました。
また、銀と他の後藤家たちは、地下牢に子どもを幽閉し、祭りの日に食するという、とても許せない悪習を長年続けて参りました。それを知りながら隠していた一族の他の者たちも同罪です。
この一族を潰すことが、供花村にとって何より大事で必要なことなのです。私は後藤家でありながら、後藤家がずっと憎くて、後藤家の崩壊を誰よりも夢見て、長年村長を努めていたのです。
本当に、憎い。にくうて、にくうて、たまらんのです。