1年に1度行われる供花村の最大の行事が「奉納祭」です。村唯一の神様が祀られている来乃神神社に、村中の人々が参加して、丸1日かけて行われるお祭りになります。
伝承によると、江戸初期の頃に始まった伝統ある祭で、村人全員で豊作を祈るものです。
来乃神神社の宮司が、本殿の神様に向かって、「畏れたまうも 畏れ多き来乃神 白すことを聞こし召せと 恐み恐みも白す」と、祓詞を唱えると盛大に太鼓が打ち鳴らされ、いよいよ祭りが始まります。
この日ばかりは無礼講で日中から深夜まで、村人たちは食べて飲んで、踊り明かします。日が暮れると松明を炊き、この年の豊作を願いながら、藁で作られた人形を燃やし、篝火として神様に捧げるのです。
奉納祭は、村外の方も参加することができます。
ただし、供花村で代々欠くことなく行われてきた伝統的な行事ですので、神社内では宮司や村役場のスタッフの指示に従ってください。篝火へ近づくことは厳禁となっております。
詳しい日程などは、当ホームページのお問い合わせフォームより、お尋ねください。
なお、小さなお子さま連れで参加をご希望の方は、役場のほうに授乳室や休憩室を用意しております。どうぞ、家族揃って奉納祭をお楽しみください。